毎日の家事に疲れて、やる気が出ない、やりたくない、だるい、眠い、イライラするという女性の方も多く、夫や家族から、ただ怠けているだけと思われて喧嘩になったりしていませんか?
でも実はやる気が出ない原因は更年期障害かもしれません。
家事がしんどい、何もしたくない、という方は無理せず「できる範囲でできることから」やっていくのがオススメです。
とは言え、家事がまわらないと家中汚くなって、家族や知人からも良く思われずに鬱病になる危険性もあるので注意が必要です。
ここでは、毎日の家事にやる気が出ない女性の方向けの対処方を紹介していくので是非実践してみて下さい。
家事の量を減らす
毎日の家事にやる気が出ない方の多くは、やらなくてはいけないと思っている家事の量が多すぎることがあります。几帳面な人は特に家事をやっているうちにどんどんルールやノルマを厳しくしていきがちです。
家事はここまでやらなくてはいけないという基準はないわけですから、もっと気楽に考えてみましょう。
その家事は毎日やる必要ありますか?
毎日やっていることを2日に一回にしたり、2日に1回やっていることを3日に一回に減らすだけでかなり楽になります。
そもそもその家事、やる必要があるのかも考えてみましょう。
毎日やる必要のない家事には下記のようなものがあります。
- 汚れていない使用済み衣類の洗濯
- お風呂の掃除
- 床掃除、掃除機がけなど
- 手料理
一度着た服は汚れてなくても汗が染み込んでいるような気がして、毎日洗濯している人も多いと思いますが、目に見える汚れや臭いが酷くなければ、3日に一回程度の洗濯で良しとしましょう。
洗濯物がある程度たまってから詰め放題の宅配クリーニングにまとめて自宅から出してしまうのもオススメです。
ただし、最近詰め放題のお得な宅配クリーニングがかなり減ってきているので、下記の記事で紹介している業者を利用してください。
お風呂の掃除なんて、家事として考えてしまうと汚れてなくても掃除しないと気持ち悪くなるなりますが、家事としてではなく、お風呂入った時に目に付いた箇所だけスポンジでこすっておくぐらいで十分です。
家事の中でも料理は時間もかかり結構な負担です。食事は毎日欠かせないので料理も毎日作らないといけないように思いますが、そんなことはありません。
明日や明後日の分もまとめて料理して作り置き保存している方は多いと思いますが、そもそも毎日手料理を出す必要があるでしょうか?
レンジでチンするだけの冷凍食品をメインに準備したり、ちょっと勿体無いですが、やる気が出ない時はスーパーのお弁当を家のお皿に盛り付け直したりしてもいいでしょう。
このように、「やらなくもいい家事」は何となく気持ち悪いからやっているだけで、家事がしんどい、やる気が出ない人の多くは「やらなくもいい家事」が大半を占めています。
食器洗いを工夫する
家族が多いと食器洗いも結構時間がかかってしんどいですよね。
食器洗いは2日に一回、などと回数を減らすわけにもいきませんので、洗い物が少なくなるように工夫しましょう。
例えば、大皿でまとめて出して使う食器の数を減らしたり、
お皿をラップでキレイに包んで料理を盛り付け、洗わなくてもいいようにすると楽です。
平皿ならラップをしっかり伸ばして貼り付ければ結構見た目も悪くなく、家族の方も気にならないと思います。
食洗機に一回で入る分だけの食器しか使わないようにするのもいいでしょう。
家事にやる気を出すには?
家事はやる気が出ない時はやらない、毎日やる必要のない家事もある、とお伝えしましたが、やらずにダラダラしていると、益々やる気がなくなり気持ち的に悪循環に陥ります。
家事をしっかりこなせた日は自分に自信が付き明日のやる気にも繋がるので、次に面倒な家事のやる気を出す方法をご紹介します。
音楽を聴きながら
部屋中どこにいても聴こえるくらいの少し大きめの音量で明るくアップテンポの音楽を流してみましょう。音楽を流す機械がない方は、スマホのYoutubeの音楽リストでも構いません。
気持ちが明るく前向きになって家事もはかどるようになるでしょう。
ただし、テレビはついつい見入ってしまい何もはかどらなくなるので逆効果です。
外に出てみる
家事に限らず何もやる気が出ない人は、そもそも既に鬱気味かもしれません。
まずは天気の良い日に外に出て少し歩いてみましょう。歩いたりジョギングしたり体を動かすことで気持ちも晴れて色々とやる気が出てくるようになります。
どうしても外に出る気になれないなら、部屋の中でストレッチなど軽い運動をしてみましょう。軽い運動は更年期障害にも有効です。
物を捨てて減らす
部屋に物が溢れていると、掃除や片づけも大変でやる気が起きない原因になります。
思い切って使っていない物は捨ててしまいましょう。掃除や片づけを上手くするコツは物を増やさないiシンプル生活が基本です。
ただし、一気に片づけるのは大変なので、一日一つ何か必ず捨てるように決めておくのがおススメです。
自分にご褒美をあげる
食欲や睡眠欲など、人間は欲求が満たされると快楽を覚え、それがやる気につながります。
家事を一つこなすごとに自分にご褒美を与えるように習慣づけると、家事にやる気が出るようになります。ご褒美は例えばデザートを食べたり、マッサージクッションを使ったり、撮り貯めしていたテレビドラマや映画を観たりしてみるといいでしょう。
慣れてくると体が覚えて、自然とやる気が出てくるようになります。
睡眠時間を十分取る
睡眠が十分に取れていないと、やる気が出ないだけでなく仕事のパフォーマンスが落ちるとされています。
起床後13時間を超えたあたりから徐々に能力が低下していき、17時間を超えると酩酊状態と同じになり作業効率が悪くなるそうです。
(前略)
覚醒度(頭の働き)は起床後13時間後から(6時起きで、夕7時から)徐々に低下してゆく(Dawson、1997)。17時間連続覚醒(6時から夜11時)では作業能率が酩酊状態(血中アルコール濃度0.05%)程度に低下し、徹夜では血中アルコール濃度0.08%程度の作業能率になってしまう。
脳は疲労しやすい臓器であり、脳の疲労回復には適切な睡眠を欠かすことができない。睡眠不足状態では、脳の機能が十分回復せず、認知機能、情報処理機能、理解能力、思考力、着想力(ひらめき)等が低下する。従って仕事の能率低下やミスが生じやすくなる。長期にわたるとうつ病も発生しやすくなる。
また、慢性長期的睡眠不足は自律神経のバランスを崩し、ホルモンの機能や免疫機能にも悪影響をきたし、身体疾患も発生しやすくなる。成長ホルモンの分泌が不足し、細胞の新陳代謝が低下する。耐糖能が低下し糖尿病が発病しやすくなる。自律神経のバランスが崩れ、交感神経が過剰に活動し、一方、副交感神経が抑制され、高血圧を発生しやすくなる。夜更かしは食欲過剰になりやすく、肥満につながる。
逆に、肥満、高血圧、糖尿病の患者で、不眠症を併発している場合、不眠症を治療すると、元の病気も軽快することが知られている。
大人の睡眠時間は7時間前後が良いとされるが、個人差があり、朝すっきりと目覚め、次の日、特に午前中、能率よく働けるならば時間の長短はそれほど問題ではないと考えられる。
それだけではありません。睡眠不足が続くと借金のように疲労がたまっていくことを「睡眠負債」と言い、放っておくと、やる気が出ない、疲れやすいだけでなく、高血圧や糖尿病といった生活習慣病、うつ病といったリスクが高まるといった研究結果も出ています。
健康のためにも十分な睡眠をとるようにしましょう。
更年期障害の治療をする
あまりにもやる気が出ない女性の方は、更年期障害かもしれません。他にも、倦怠感や不安、イライラ、肌荒れ、食欲不振などの症状はないでしょうか?
更年期障害は女性ホルモン(エストロゲン)の減少により起こり、一般的に45歳くらいから始まりますが中には40代前半から始まる女性もいます。
一度婦人科などでホルモン補充療法や漢方薬、抗うつ薬・抗不安薬などによる治療を相談してみましょう。
更年期障害を改善させるためには、普段の生活では十分な睡眠と休養、食事と運動が重要です。また、大豆製品を積極的に摂り、大豆イソフラボンサプリの摂取するのもオススメです。
(※本ページはプロモーションが含まれています。)
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